折角なのでもうちょい書いてみる(´ω`)ﾉ
今回は十六夜記の譲くんの衣装についてー。



遙か３十六夜記：有川譲

ラヴコレでお披露目したら中々好評でありがたかったですん。
衣装はフル自作。でも大したことはしてないよ。
この衣装も実は三代目。だが相変わらず納得がいかない…(・ε・)ムー
模様描けばいいんだろうと思いながら、不規則模様苦手でやってない(ﾉ∀`)

上から順に解説すると、まずは一番上のグラデかかった着物。
ベースは割とどこにでもある白の綿生地。染めること前提だったのでね。
染める前にまず身頃と襟を片面だけ縫い付け。中に裏地入れるから衿は閉じないまま。
それと別に袖も制作。袖はこの時点ではまだ繋がってます。
でないとグラデの確認ができないのでね。

染色の手順として、まずは全体に青系を入れて、乾かして、胸辺りまで緑を入れる感じ。
スプレー吹くのが下手くそなので、大きめのバケツにお湯張って染色剤入れてバシャバシャ。
染色剤は近場で売ってるドイツ製のなんか。名前忘れた。
全体に水色になったら乾かす。んで、今度は緑の染色剤を作って胸辺りまで浸して、上げて、浸して、上げて、の繰り返し。濃いか？くらいに入れないと乾いたとき結構薄まります。
そのせいで私は二度染めするハメになりました…(震え声)

染色終わったまま干すとガサガサなので、濯ぐ最後の段階でバケツに柔軟剤を投入。
レ○アとか匂い移らない系が個人的に好き。染色した衣装は洗えないからね。

干してる間に裏地生地を切って、袖を半分に切ってひたすら縫うのみ。
紐の部分の下に白いラインがあったので、見えないけど一応バイヤスもいれてます。

しかしベースの生地ミスってめっちゃ重くなってしもうた…(^◇^;)
おかげで脱いだあとの開放感が半端ない。

着物の形になったら、ある意味難関の袖の紐です。
これで袖と身頃が繋がってるので、つけないと衣装として成立しない…

私は江戸組紐の多分一番細いやつ(5mm？)を多分５～６個くらい消費。
つけ方はシンプル。紐を互い違いにひっかけながら、輪を作った部分を布用ボンドで接着。上からアイロンでプレスすると取れにくいよ。まぁ必ずではないけども
大体５cm感覚で接着。測り代わりに自分の人差し指第二関節を目安に。
だってイチイチ図るのがメンドk（ry

次は中の着物ー。これは市販されてるムラ染めの紫生地で制作。
そこに白の伊達衿つけただけー。あ、内側見えていいように袖の半分くらいまで生地が折り返して内側に入ってます。ネオロマポーズしても内側が表と同じになるように。
おかげで中の着物も若干袖が重い。

総じて：重い

袴はトマ○さんで買った大きい生地。折り目つけるからこれも綿系の生地。
割と適当に作ってるんで細かいことは割愛。型紙から自作なので説明できぬ(^◇^;)
帯は近所で買ったカーテン生地の切れ端。帯の上から巻いてるベルトは、実はポリ系の黒生地を２cm幅×３mくらいになるように内側に折り込んだもの。
これは最初この衣装を作る際、近場で合皮ベルトが手に入らなかった為の苦肉の策。
そこにバックの留め具をつけただけ。毎回巻き方に苦労しておりますだ。

衣装は大体こんな感じ。特殊なことは大してしておりませんのだ(´ω`)
手間かかってるのは染色くらい。近場で手に入る材料が基本なのでね。

ウィッグは元々幸鷹用に購入したメイプル製のを、譲用にカットしたもの。
それだと色が淡かったので、内側に緑を足してます。
元が非耐熱なので、油性ペン＆除光液でちょこちょこっと。
そのままだとシンナーくさいのでファブリーズも忘れずに。
メガネは律と同じもの。宝玉をつけるときはつけま用糊かつけ爪シール。

メイクについては全く変化つけられないヘタレなので、まだまだ試行錯誤中。

さて、ほかに解説するものがないので早速ブログのネタがきれたぞ(´ω`)
ほかに最近作った衣装ってなんだろ…帯刀さんのコートしかない。
＼(^o^)／ｵﾜﾀ

ついでだからアホヅラ載せとく。



パレット撮影のとき、なんかふざけてた奴。ふぉとばい時雨さん。
ふざけてる割に表情が硬いとはこれいかに＼(^ω^)／

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